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研究内容


主な研究テーマ

■ 脳卒中モデル動物を用いた脳卒中リハビリテーションに関する基礎研究

脳卒中患者さんに対するリハビリテーションは,その後の機能回復に必要不可欠なものとして広く知られています。

医学や科学技術の発展に伴い,脳卒中リハビリテーションの手法も多様化し,凄まじいスピードで発展しています。

臨床研究でその効果を実証していくことが求められます。

一方で,脳卒中の病態を理解し,そのリハビリテーション手法が有するどのような作用が生体に影響しているのか,どのような生体反応を引き起こしているのか,という基礎医学的基盤の形成も必要不可欠です。

そのような背景から,本研究室では脳卒中モデル動物を用いて,脳卒中リハビリテーション(主に,運動療法やニューロモジュレーションなど)の効果およびその作用機序の検証を行っています。


■ 中枢神経疾患(脳卒中,神経難病など)患者を対象とした臨床研究

理学療法士として臨床現場で働いていた時は,脳卒中や神経難病の患者さんを多くご担当させて頂きました。

臨床から離れていますが,ご縁があって臨床の医師や理学療法士の先生方との臨床研究にも関わらさせていただいております。

患者さんから得られる貴重な情報をまとめ,解析し,発信していくことが本領域のリハビリテーションの発展に寄与するものと考えています。

※ 将来的にはヒトを対象とした基礎研究にも着手したいと考えています


■ 卒業研究

基礎,臨床問わず個人の興味や関心に沿ったテーマについて取り組んでいく方針です。プロセスを大事にしていきたいです。

科学研究費
【代表】

  • 非侵襲的脳刺激を用いた新規脳卒中リハビリテーションの探求 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2022年4月 - 2025年3月
  • 脳血管疾患に対する静磁場刺激の効果とメカニズムの解明 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2018年4月 - 2022年3月

【分担】

  • 薬理的神経制御が支える新たな脳卒中再生リハビリテーションの探求 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2023年4月 - 2027年3月
  • パーキンソニズムを呈する神経変性疾患におけるサルコペニア・骨粗鬆症と予後の関連 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月
  • エピジェネティクスが支える脳卒中再生リハビリテーションの探求 日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 2021年7月 - 2024年3月
  • 薬理的神経制御を用いた新たな脳卒中運動療法の開発に対する生体脳イメージングの応用 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2020年4月 - 2024年3月